■顎関節症とは
『顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている』
『顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている』
(「顎関節症の定義」日本顎関節学会)
・顎の関節や筋肉が痛む
・口を開ける時に「ポキッ、クリッ」と音がする
・口が開けにくくなる
・顎が真っ直ぐに開かなくなったりする
要するに顎の筋肉に硬縮がおこったり、顎の関節が痛んだり、緩んでしまっています。
・口を開ける時に「ポキッ、クリッ」と音がする
・口が開けにくくなる
・顎が真っ直ぐに開かなくなったりする
要するに顎の筋肉に硬縮がおこったり、顎の関節が痛んだり、緩んでしまっています。
これが長期化すると顎関節の軟骨に傷がついたり、顎関節自体が変形し、口を大きく開けることができなくなったりします。また、首が凝ったり、肩が凝ったりする原因の一つになったりもします。
| ▼原因 ・不良な噛み合わせ ・不良な咀嚼習癖 ・不適切な生活習慣 (寝癖、ほおづえ、椅子の座り方等) ・不良姿勢 |
▼治療法（痛みはありません） ・スプリント療法 (口中にマウスピースを装着します) ・噛み合わせの調整 ・筋訓練 ・筋リラクゼーション ・姿勢の改善 |
右顎関節の動き(正常者) |
■ナソヘキサグラフ 光を使って、顎関節の動きを3次元的に解析する装置 赤線：口を開けるときの顎関節の動き ：口を閉じるときの顎関節の動き 1．頭の上から見た顎の動き(上方から下方へ開いて閉じます) 2．顔の前から見た顎の動き(上方から下方へ開いて閉じます) 3．顎の動く速度(丸い方が良い) 4．顔の横から見た顎の動き(右方から左方へ開いて閉じます) |
右顎関節の動き(顎関節症) 左側：治療前 |
 右側：治療後 |